「私は戦争に行きたくない」「次は徴兵だ」て、いったいどこからこういう単語が出てくるのか?不思議でならない。
徴兵というものがどういう条件によって成されるのか?Wikipediaを見れば1分でそれが日本にはあてはまらないことが分かるのに。
安保に反対している人たちは概ねこうした確認作業をしないのが相場だ。
平和集会というものがどういう団体によって行われているいのか?それも調べようともしない。
これもある種の洗脳だろう。非常に恐ろしいことだ。
彼らの特徴の一つとして、一度信じ込むと何を言ってもダメだ。
韓国は徴兵があるでしょ?
どうしてここで韓国が出てくるんだ?
物事を比較するときには条件を同じにする必要がある。
日本は有事にない、韓国は今でも北朝鮮と戦争中だ。
日本の自衛隊は世界トップクラスの練度、対して韓国の軍隊は弾をあてることができない。戦闘機の稼働率は約60%、自慢の強襲揚陸艦独島は動かない、こうした連度の低さは職業軍人が少ないことも大きな理由であることは韓国軍も承知している。
ところで、保守の中でも徴兵をすべきという声があるのは私も承知している。
しかし、この日本で徴兵というはあり得ないし、したくでも出来ないのだ。
1 戦争の仕方が昔とは全く違う。
徴兵だ徴兵だと騒ぐ人たちは何をイメージしているのか知らないが、徴兵とは「突撃ー!!」というような戦いのときに向いているのである。ここでは兵士にそれほど高いスキルは要求されない。いわゆる人海戦術というやつでとにかく数が大事なのだ。
しかし今日の戦争は全く異なる。戦闘機→爆撃機(日本の場合はないが)→海軍→陸上部隊は最後だ。
徴兵だ徴兵だと騒ぐ連中は「自分たちが最前線に追いやられる」というが、最前線にいくには高度が技量が必要なわけで簡単には行かせてもらえない。
戦闘機に乗るにしても、70人に一人しか入れない航空学生か、あるいは防大を出るか、そしてそのあとで6~8年の訓練を経て、その中からさらに選別された人戦闘機パイロットになる。
陸上ではどうか?最前線といえばレンジャーだ。陸上自衛隊レンジャーの厳しさと有能さは世界的にも有名だが、これだって誰でもなれるものではない。かつなってもそこから何年もの訓練を要する。
その他にもいろいろあるが割愛。
いずれにしても、こうした戦争の中では徴兵で得た要員が入る隙間はない。組み込めない。
2、いったいいくらかかる!!
徴兵というのは大体どの国でも2年くらいだ。そうすると日本の場合、一齢層で約50万人だから、その倍で100万となる。
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