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2015年9月26日土曜日

安保の問題 ネットでどれだけ見られているのか? 世論調査では分からないトレンド

今日において世論調査は高齢者の意見しか反映されません。
世論調査は固定電話に向けてかけるため、固定電話を使う人しか回答しないわけです。
もしては今は高齢者も携帯電話です。

それでも、これまでは投票行動の中心が高齢者であったため世論調査の技術向上もあってかなり実際の投票と一致していた面もありました。
しかしその投票の中心となる高齢者は常にスライドしていきます。
もう今や60代でもあってネットを使う人たちが増えていますから、だんだんネットの影響というのは高まるわけです。

ネットでの世論調査のようなものもすることができます。
すでに企業はマーケットリサーチをする際にはネット調査の方が中心です。

さて、ネットでの影響度合いを測るにはもう一つ別の方法があります。
それは検索キーワードを調べる方法。
そのひとつとしてGoogle Trendsという方法があります。
これは検索ヒット数を比較したものです。


1. まずここ1か月間の状況を見てみました。


集団的自衛権というのが一番トップに来ています。

続いて安保賛成、安保反対、戦争法案、徴兵制と続きます。
安保賛成と検索した人は検索した人自身が安保賛成の場合もあれば、反対の人が賛成の人の動向をつかむためにそう検索したことも考えられる。
どのキーワードもそれにYesの人もNoの人と両方いることを意識しておく必要があります。




  • どのキーワードも安保法制採決の日とその前後で盛り上がっている→急激に関心が引いている
  • 一般の人にとっては集団的自衛権の方が分かりやすい?戦争法案、徴兵制は関心が薄く不発だった可能性が高い
  • 安保に賛成、反対の双方ともに関心が高い




2. 今度は関心が薄い徴兵制をやめてSEALDsについて

大きな関心があるのが分かります。採決後急激にダウンしているがそれでもこの5つのワードの中では最も関心が高いですね



3. 最後に採決後出てきた二つの言葉についてここ1週間のトレンド(共産党志位委員長が示した「国民連合政府」「安倍首相が示した新三本の矢」に関連して三本の矢

戦争法案は急速にトーンダウンしている。国民連合政府は新しい言葉にも関わらず関心が低い。
三本の矢はやや注目された

とまあ、ネットではこんな状況です。


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