20対3、宮古島市議会は定数26なので、3人棄権あるいは欠席ってことなんでしょうけど、オール沖縄勢も含めて自衛隊の悪口を言ってはいけない、という意思表示をされてしまったということです。
宮古島市議会の勢力図はオール沖縄勢がいるため、ちょっと複雑です。オール沖縄勢には保守系もいるからです。
この人はバリバリの左派です。宮古島の左派集団を調べたことがあるのですがそのうちのひとつ てぃだぬふぁネット の共同代表です。
元々は福岡出身で宮古島の人ではありません。
今年1月22日の補欠選挙で議員になったばかりです。
今宮古島では自衛隊誘致で賛否両論が渦巻いております。陸上自衛隊が約500名、宮古島にやってくる予定です。
その際問題になっているのが「水」、宮古島は山と川が無い平地なので地下水を汲み取ります。最も大きなその水源近くに自衛隊の基地が出来る予定でこれについては推進派の市長も反対。
そして、3月9日、facebook上に同市議は「やってくる自衛隊はアメリカの海兵隊の訓練を受けたので婦女暴行事件を起こす」という趣旨のことを書き込み、大炎上。
宮古島市にも多くの苦情が届いたようです。13日に撤回したのですがそれでも批判は止みませんでした。
沖縄の新聞は2紙あり、どちらも左翼新聞と見られているのですが、今のところ、琉球新報は論評無しで伝えており、沖縄タイムスは記事になっていないようです。
これに関して私がふと思ったことは2点、
1)やっぱり世の中保守傾向ですね。
私が子供の頃だったら、このような発言は問題にならず、マスコミが後押ししたように思います。
平成27年に沖縄県が行った「地域安全保障に関する県民意識調査」によると、在日米軍に好印象を持つ人は約28%、それに対して自衛隊に好印象を持つ人は全国平均と比べるとかなり低いですが、それでも、71%もいます。
「空気読めよ」ことなんでしょうね。
2)自分の発言が返って自衛隊誘致促進となってしまったのではないか?
これって今の森友も同様で、左翼陣営が安部総理を追い込もうとしたら却って安倍総理を強くしてしまう。
一言で言えば、「今時左は流行らない」。
同市議が実際に辞める/辞めないは別にして、とても意義深い結果でした!
次に下地島空港への空自誘致という話があるのですが、こちらも肯定的に捉えられてしまうんですかね?
ただ一方で、小さな島の市議に過ぎなかった彼女が全国的に知られるようになってしまった、という副作用が残ります。
逆に国勢に出てしまうとか、消滅寸前の社民党あたり(すでに福島瑞穂とは仲がいいよう)から出馬、なんてことがあったりして。
最後に、美しい宮古島の風景でも。ここは日本か??ていうくらい、息をのむ風景です。
最後に、美しい宮古島の風景でも。ここは日本か??ていうくらい、息をのむ風景です。
国内にこんな素晴らしいところがあるだなんて感動します。
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