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2018年10月8日月曜日

ノーベル賞と若年層の関心とメディアの役割と

博報堂のメディア定点調査によれば、20代になると、メディア接触時間のうち、テレビと新聞、いわゆるマスコミに接している時間は15%しかない。
つまり、いくら「若い人はネットを鵜のみにしている」と批判したところで、マスコミに批判をされている若い人たちはその記事を見ていない。
随分と昔のことだけど、僕はあるテレビ局の人に、「テレビって庶民がバカだっていう前提で成り立つ商売でしょ」と言ったら、彼はキレだした。(笑) 図星だったようだ。

ノーベル賞狂騒曲、もうウンザリです

「若年層は中高年よりもはるかに頭がいい」という声、よくきく。昔は若年層は年上から教わる立場だった。しかし、今は違う。若年層は上司が知らない仕事をどんどんこなす。
そういう彼らにとって、このノーベル賞もそう。彼らが知りたいのはその中身だろう。

『受賞理由などそっちのけで、当人や家族をただ追いかけ回す。本当はすごい研究成果のはずなのに、新聞さえもワイドショーのノリで報じる。』

ただ、まったくやっていないわけでもないようだ。
良く批判される、TBSのひるおびでも図解で解説していたみたい。しかし、頭のいい若年層からすると、紹介するだけでは恐らく飽き足らず、ここからどうするべきなのか?とか、さまざまな見方を示さないと彼らは納得しないのではないか?

テレビの編集能力というのはそれなりに、僕は凄いものがあると思う。
それを生かしていけばいいのにね。おそらく、決裁権者の頭がおかしいのでどうしてジジババメディアになってしまう。

海外の権威に弱いというのはこれはしょうがない。
やったもん勝ちだ。また、数が少ないからでしょう。
韓国みたいにゼロだと大騒ぎになる。日本も昔ほど騒がなくなったんじゃないか?
受賞したことそのものよりも、それがどういう風に社会に生かされていくのか?そういう報道になればね。


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