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2017年2月28日火曜日

まるでひと昔前の官僚お手盛りの推計のよう。---嘉手納返還で経済効果1.5兆円 友知沖国大教授が試算(琉球新報)

琉球新報が今月23日に報じたものです。
基地反対派の方々には心躍る内容のようですが、
数字をパッと見て、「それ、盛り過ぎでしょ??」
て思わない???

ちなみに同教授は県内の自衛隊を含んだすべての基地が返還されると3兆8426億円もの経済活動が生まれると試算。

>県が「嘉手納より南」の基地返還に伴う経済効果の算定で用いた計算式を当てはめて試算した。

→いわゆる、美浜アメリカン・ヴィレッジなどのことを言うのでしょうけど、嘉手納はすぐ上にあるので、美浜とはパイの食い合いになるはずでそのことを想定しているのだろうか?
ていうか、北谷を超えてわざわざ行くか?
ちょっと数字が確認できてないのだけど、私が沖縄市できいたのは「北谷にあれだけのものが出来てから、地元の若いもんはここで遊ばなくなり、地元はさびれた」って、同様なことが起こるだろう。
嘉手納周辺、うるま市、沖縄市、読谷村でざっと30万人くらいもいるので、これって県庁所在地であってもおかしくない規模。だけど、1兆を超えるような経済規模を生み出せるだろうか?

>3市町は嘉手納基地の具体的な跡地利用計画を策定していない。
→ここは新報さん、鋭い!
嘉手納のあの広大な土地にいったい何をつくるわけ?

>県は「嘉手納より南」の基地返還後の経済効果について、リゾートコンベンション産業や文化産業などを整備することを前提に計算した。友知教授はこの式を嘉手納基地に当てはめ

→県には数多くの沖縄振興策があって、しかし、こうした政策って元は国の政策だから、独立を考えている人が政府が策定したものを頼りにしている奇怪さ。
しかも、沖縄の経済は外部依存が高いので、翁長知事が那覇空港第二滑走路の工事を本当に中断してしまったのであればこの前提が崩れてしまうのではないか?

友知教授と言えば、あの、「琉球独立総合研究学会」の主要人物ですが、代表の松島教授(龍谷大学)にしても、トンデモな論理展開をする人ですね。
まー、沖縄県民を死に追いやるよ、この人たち・・・。

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